
これからは同じ絵柄を何社かの印刷会社で印刷する場合、JapanColor準拠であれば、印刷機の大きさや版材の種類等々が異なっていても、どこで刷っても同じ仕上がりになるという事です。
また校正刷りやプルーフと本刷りが同じ色の仕上がりでできることも印刷会社にとっては重要な問題です。ジャパンカラーが制定される以前は標準印刷物という定義が決まっていなかったので、各々の最適な(適当な?)条件で作成されていました。しかしJapan Color準拠というターゲットが決まれば、それに合ったものを作ればよいだけなのでカラーマッチングをする上でもJapan Colorがとても便利なツールになるわけです。
実際、取得して半年になりますが、その間、色に関するトラブルをまったく聞かなくなりました。クライアントに対するアピールはまだまだこれからですが、生産現場の管理基準が1ランク上がる事によるメリットの方が先に出てきたようです。
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