2010年12月3日金曜日

秋山好古のプロポーズ

まもなく「坂の上の雲」の第二部が始まります。
今週は昨年放映した第一部を、再放送でもう一度見ています。
その中で私のとっても好きなシーンがあります。秋山好古が妻の多美にプロポーズする場面です。
これは結婚式の様子

好古はたいへん質素な生活を好み、弟の秋山真之と二人暮らしの時でさえ、茶碗は一つ。しかもその茶碗で酒も飲む。二人は多美の実家で暮らしていたので、彼女はその様子がよく分かっていました。
多美 「いまでも茶碗お一つでおすごしですか」
好古 「いまは母と暮らしておるので、二つになりもうした」

好古 「...............これからはもう一つあってもいいかもしれもはん」

私好きです、このプロポーズのシーン。
簡素な言葉ですが、好古の母に対する思いやり、これから夫婦になる喜び、そして「贅沢はできないが、一緒にやっていこう」という妻へのメッセージが伝わってくる。
外国人にはわかんないだろうな、明治の人達、カッコいいなー!

2 件のコメント:

  1. 今年一年本当にお世話なりました。
    来年もどうぞよろしくお願いします.
    今度、blogger談義に花が咲きそうですね。

    返信削除
  2. 読者になっていただきありがとうございます。新参者なのでいろいろ教えてくださいね。

    返信削除